拡がる栄養士の活躍の場について

栄養士の活躍の場といえば、病院や学校、福祉施設、企業食堂等での給食業務に伴う献立作成、食材管理、調理実務などが多いですが、これら以外にも、近年ではエステサロン、スポーツクラブ、フィットネス施設等での栄養指導や、スポーツ選手や競技団体を対象とした栄養指導、献立の作成、調理などの仕事等へと拡がりつつあります。
 
今回はこの中でも、エステやスポーツ業界に絞ってそれぞれの働き方をご紹介します。
また、公認スポーツ栄養士の概要についても触れておきます。

美容・エステ関連施設での栄養士の仕事

エステサロンに通う人の主な目的は「美しい体や心身のリラクゼーション」です。
これらは両方とも食事や栄養と深く関わりがあり、利用毎に栄養指導の時間を取り入れているサロンもあります。
身体の内側から美容を行うには食生活はとても重要で、その食生活について正しく指導できるのが栄養士です。

エステサロンで働く栄養士の仕事は、利用者に対する食事の指導や管理で、ただ決まったことを説明するだけではなく、サロン利用者から食事の内容を詳しく聞き、体調改善や美容に効果を期待できる食材や、調理方法について専門的知識をもってアドバイスします。
 
多くの利用者が求めているエステサロンでの効果は、体重や体脂肪率といった数字の改善です。
利用者が望む結果を得ることができた時に、一緒に喜びを分かち合えるようなシーンも多く、それがやりがいの1つとなっています。

スポーツ関連施設での栄養士の仕事

幅広い年齢層の方が通うスポーツクラブやフィットネス施設。
通われている方たちの目的は健康維持やダイエット、運動不足の解消、筋力アップ、健康を意識して、とさまざまです。
 
スポーツクラブやフィットネス施設で働く栄養士の仕事は、施設利用者の目的に合った栄養指導をすることで、トレーナーと共に指導者の立場で施設利用者と関わりを持つこともあります。
 
施設利用者の性別や年齢の違い、目的の違いから、栄養士には食事や栄養に関する知識だけではなく、筋肉トレーニングや疲労回復、生活習慣病に関する知識やサプリメントの知識など幅広い知識が求められるほか、コミュニケーション能力も必要となってきます。
 
楽しんでスポーツやトレーニングに取り組む人達をサポートし、それぞれの目的・目標に向かって近づいていく仕事は前向きで、そこを楽しみに感じる栄養士も多い仕事です。
栄養士自身もよりアクティブに身体を動かす習慣がつくことが多い職場です。

「公認スポーツ栄養士」とは?

もし、栄養士として働く中で、特にアスリートや競技団体を栄養管理面から支援したいと考えるのであれば、管理栄養士の資格を取得することをおすすめします。
管理栄養士資格を取得することが、公認スポーツ栄養士の講習会受講条件の1つになっているからです。
 
管理栄養士の免許を取得する方法としては、例えば2年制の専門学校を卒業されて栄養士として働く人であれば、所定の実務経験を3年以上積むことで、管理栄養士の受験資格を得ることができます。
 
公認スポーツ栄養士は、資格取得過程においてスポーツ栄養学だけではなく運動生理学やトレーニング論などを学びます。
このことから資格取得後にはスポーツ栄養学の専門家として、アスリートや競技団体をバックアップすることが可能になります。
栄養士による食事や栄養指導は、多くの企業や施設で必要とされているため需要が高く、就職先も多岐にわたります。
また、仕事以外の、自分や家族の健康管理にも役立つ知識です。

また、働きながらのキャリアアップも可能なため、将来どのような道に進むか迷っているならば、まずは栄養士の資格取得し、現場で働きながら次の目標を見つけてみるのも良いでしょう。

織田栄養専門学校の卒業生にも美容業界やスポーツ業界で活躍している人が多くおります。

それぞれの目的に応じて、自分の知識や技術の専門性を高めることで、「その道のスペシャリスト」を目指していくことのできる仕事です。

学校法人織田学園 入学相談課 TEL 03-3228-2111 E-mail info@oda.ac.jp