お菓子作りの道具について

ケーキやクッキーなど、自宅でお菓子を作るのであれば、まずは道具を揃えなくてはなりません。

ここでは基本的なお菓子作りの道具を紹介します。

材料を量る時に使う道具

まずお菓子作りの基本は計量です。
いくらお菓子作りに慣れていても、間違えやすいのがこの分量。
これを間違えてしまうと味や見た目に大きな不具合が発生しますので、慎重に計量する必要があります。
 
計量に使われる一般的な道具には次のようなものがあります。
 
・キッチンスケール(計量器)
材料の重量を量るキッチンスケールには、アナログ式とデジタル式があります。どちらも水平を取る必要があります。
正しい場所に置いて計量することが大切です。
また、多くのキッチンスケールは、容器に入れたまま計量することができるので、粉類やバター、牛乳、チーズなどの重さを計るときに便利です。
デジタル式のスケールは0.1g単位で計量できるものもあり、少量の計量も可能です。
 
・計量スプーン
比較的少量の材料の体積を測る道具です。
液体を計る際には、そのまま計量スプーンを使用して問題ありませんが、粉類を計る際には、まず粉ふるい器にかけて塊をなくしてから
粉類を計量スプーンに軽く入れ、ヘラですり切るようにしましょう。
粉類は大さじ1杯が15cc(ml)、小さじ1杯が5cc(ml)になります。計るものによって重量は多少異なります。
 
・計量カップ
比較的多量の体積を測る道具です。
1カップが200cc(ml)で、目盛りで量を調整します。材料を多く使う場合には計量カップが利用されます。
計量カップであれば1つのカップで、いくつかの種類の材料を足しながら計ることもでき、使い勝手の良い道具です。

粉をふるったり、こしたりする時に使う道具

お菓子作りに使う粉類はしっかりふるってから用いる場合が多いので、ふるいの使用頻度も高いです。
また、和菓子やモンブランなどを作るときには、裏ごしも欠かせません。

道具には次のようなものがあります。
 
・シュガーストレーナー
粉砂糖をふるうために使う道具で、粉砂糖を入れ、器具の縁をトントン叩くようにして使います。
 
・粉ふるい
用途によって、目の粗さを変えることができます。縁をトントン叩きながら使う浅い円柱状のものと、レバーを引くことで片手で操作できるカップ状のものがあります。
 
・裏ごし器
円柱状の粉ふるいと同じような形をしていますが、弾力性のある網が使われており、粉ふるいよりも丈夫です。

材料を混ぜる時に使う道具

材料を切るように混ぜたり、泡立てるように混ぜたりするのにも、それぞれ道具が必要です。
 
・木べら、ゴムべら
ヘラはその材質により木べら、ゴムべらとに分かれます。
両方とも、材料を混ぜ合わせるときに使いますが、とくに泡立たせず、切るように混ぜるときに使用します。
 
・泡だて器
卵白やホイップクリームを泡立てたりするときに使います。
泡立てるときの音軽減される、材質がシリコンの泡だて器もあります。
手作業なので泡立つまでに時間がかかる場合もありますが、微妙な加減を手から伝わる感覚で調整できる利点があります。
 
・ハンドミキサー
自動の泡立て器なので、短時間で多くの量を泡立てることが可能です。
お菓子作りの初心者や気軽に作りたい方にはおすすめです。

材料を伸ばしたり焼く時に使う道具

焼き菓子を形成するときには、生地を同じ厚さに伸ばすことが大切です。
また、焼くときには専用の型が必要になることもあります。
 
・めん棒
パイや焼き菓子など、生地を均一に伸ばしたり、空気を抜いたりするときに使います。
 
・専用の型
マドレーヌやフィナンシェ、クッキーを作るときには、それぞれ専用の型が必要です。
型の材質はさまざまですが、耐久性や使い勝手の面でステンレスやテフロン製が一般的です。

デコレーションや飾りつけにの時に使う道具

ケーキなどのデコレーションに必要な道具には次のようなものがあります。

・パレットナイフ(スパテル)
ケーキ全体を包み込むようにクリームを塗る(ナッペ)際に使います。
クリームが出来るだけ均一に平らになるように伸ばしていきましょう。
大変難しい作業なので、上手に出来るようになるには、この道具に使い慣れることが必要です。
 
・絞り袋と口金
デコレーションの際にクリームを入れて使います。
口金には押し出すだけで綺麗な形が作れる星口金やフリルが作れるバラ口金などがあります。
お菓子の種類によって使用する道具も異なります。

挑戦するお菓子に応じて必要な道具を揃えていきましょう。

織田製菓専門学校では、実際のお菓子作りの現場で用いられているプロ用の道具で実習を行います。
オーブンやミキサーなどの機器類も家庭用とは異なる本格的仕様です。

でも、家庭でのお菓子作りでは、気軽に揃えられて、使いやすい道具で楽しむのが良いでしょう。
まずはお菓子作りを楽しむこと、それがパティシエを目指す第一歩になるかも知れません。

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