ニュースリリース
2024年9月27日、野方警察署にて行われた災害時炊き出し訓練に織田調理師専門学校から教員と有志学生が参加しました。
本校と野方警察署と中野警察署とは今年4月に”災害時ボランティア提供に関する協定”を結んでいます。
今回は野方署パートナーシップ参画団体合同訓練として、災害発生時に、警察署員の方が署内の資材を使って炊き出しを行えるか本校の教員から指導を受けながら実際に行ってみるというものです。
本校からは今井校長、中川先生、髙橋先生、有志学生5名が参加し、事前に下準備をしたおにぎり用のご飯と冷や汁を持っていきました。
まずは警察署にあるお釜を使って炊飯。
ガソリンを使うバーナーでは、炊飯に大切な火加減の調節は難しく、弱火にすることはできませんでした。
今井校長から、火を調整するのが難しいので、実際使用するときはお釜の高さを調整して火と離すことで、お釜にあたる火加減を調整するとよいとアドバイスがありました。
お米が炊ける間に、学校から持参したすでに炊いたご飯でおにぎりを皆さんで握りました。
具は高菜とじゃことごまを混ぜました。
冷や汁には豆腐をちぎって入れ、完成。
お釜で炊いたご飯は、少し周りにおこげができる程度で、上手く炊けることができました。
こちらのご飯は塩おむすびに。
できあがったおにぎりと冷や汁は警察署の方々にふるまわれました。
今回の訓練を行ってみて、警察署の方からは「実際にこうしてやってみないとわからないこともある。」という声がありました。
織田学園では、社会的課題の解決や持続的な地域社会の実現に向け、今後も地域との連携を強化していきます。
SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」