ニュースリリース
2025年6月10日~6月12日の3日間、台湾から織田製菓専門学校に製菓研修のために15名の方が来校されました。
今回の企画は、製菓校を14年前にご卒業され現在は台湾の苗栗県でお菓子教室を開校されている劉偉苓さんが、台湾の方にもぜひ母校で日本のお菓子技術を学んでもらいたいと、台湾で著名なパン職人の呉克己さんらと共同で日本研修を企画し実現しました。
劉偉苓さんのお菓子教室(台湾) 【 A CAKE A DAY圓夢 https://www.acakeaday.com.tw/ 】
参加者は20代から70代のお菓子作り初心者の方から、すでに洋菓子作りを仕事にしている方など幅広い方々。1日2つ、3日間で計6品のお菓子を作るボリューム満点のスケジュールでした。
先生のデモンストレーションを食い入るように見る参加者の皆さん。
質疑応答の時間では「ヨーロッパからきている洋菓子は日本人の味覚に合わせて味を調整しているのか?」「デコレーションなどの発想はどのように思いつくのか?」「2025年の洋菓子業界の動向はどう考えているか?」など、かなり具体的な質問が多数あり、本校教員も感心していました。
また、企画段階から参加された呉克己さんは、実際に参加した感想を「普段は自分が経営しているパン屋の業務で多忙ですが、こんなに綺麗なケーキを作ることができて、非常に良い気分転換にもなりました。今回教えていただいたケーキは、どれもアジア人の味覚や食感に合うものばかりだと思いました。よい影響を受けて、また来週からエネルギッシュに仕事に打ち込めそうです。」とおっしゃっていました。
実習後には先生から参加者一人ひとりに修了証が手渡されました。参加者の皆さんはそれぞれ先生と写真を撮ったりサインをもらったり。
今回の企画を計画してくださった卒業生の劉さんからは、「とても楽しかったです。自分が14年前に卒業した織田製菓専門学校でこうした企画ができることがとてもうれしく感動しています。自分が学生だったころクラス担任の先生だった山梨先生ともお会いして、とても厳しかった当時のことも懐かしく思い出しました。またぜひ来年もできるように計画したいです。」と、嬉しそうに話してくれました。
参加された皆さん、3日間お疲れ様でした!またぜひ来年もお越しください!お待ちしています。