ニュースリリース
2025年9月25日、織田調理師専門学校の有志学生5名と教員4名が野方警察署、中野警察署によるパートナーシップ参画団体との災害時炊き出し訓練に参加しました。

調理校と野方警察署、中野警察署は「災害時ボランティア提供に関する協定」を結んでいます。
災害発生時に警察署で所持している資材で炊き出しができるか実際に使用してみる今回の訓練は、昨年に続き2度目の実施。

今回は、「高菜としらすのおにぎり」、「冷や汁」、「鯵の唐揚げ~カレー風味~」の3品約80人分を用意しました。

前回、炊飯に使用した釜を今回は鯵の唐揚げに使用。災害時に食欲が落ちたことを考えて食欲増進のためにカレー風味の唐揚げにしました。

炊飯のための電力はトヨタモビリティ東京の給電車両から給電して、お米6kgを22分で一度に炊くことができました。

焦げることもなくご飯が炊きあがり、高菜、しらす、大葉、ごまを混ぜ、署員の方々と一緒におにぎりにしました。
熱々のご飯をたくさん握るのは大変です。

出来上がったおにぎりと冷や汁は、野方警察署の署員のみなさまに配りました。

総括では、トヨタモビリティ東京の中野新井店松尾店長から「車は走るだけでなく災害時には給電できることを知ってもらいたい。」とお話があり、今井校長からは、「災害時一番大切なことは何よりも衛生面です。配るときのトラブルを避けるために量を均等にすることもポイントです。今後も地域社会との関係を大切にして連携していきたい。」と話がありました。

織田学園は、社会的課題の解決や持続的な地域社会の実現に向け、今後も地域と連携していきます。