進路・進学コラム

AO入試制度について

 

AO入学試験とは、通常の筆記試験では判断出来ない一人ひとりの能力や適性、学習意欲、目標意識などを総合的に評価し、入学の認定をする入試方法です。
ちなみに「AO」は「Admissions Office」の略です。

 

専門学校のAO入試制度の特徴

もともと大学入試で行われていた入学選抜の方法ですが、近年では多くの専門学校でも導入されています。(織田学園でも例年一定の新入生がこの制度を利用しています。)

 

AO入試ではその学校の「アドミッション・ポリシー(学校が求めている人物像)」に受験者が合致しているかが選考基準となっています。
そのためエントリーの際は、志望校のアドミッションポリシーを把握しておくことが重要になります。
織田学園各校のアドミッション・ポリシーについては、学生募集要項に記載されておりますので、そちらをご確認の上、ご検討ください。

 

本学園も含め、専門学校のAO入試では、「エントリーシート」と呼ばれる志望理由書による書類選考と、対話による「面談審査」を行う場合が多いようです。

 

学校によっては、オープンキャンパス・体験入学への参加、AO入試説明会への参加を必須条件としていたり、事前セミナーに参加してレポートを提出することが課題となっている場合もあります。
織田学園の各校も原則として面談を体験入学の参加後としております。また、それぞれの学校別に、簡単なものですが、入学までの指定課題を用意しています。詳細はお問い合わせください。

 

AO入試のメリットについて

【意欲のある人にチャンス】
AO入試では、推薦入試のような高校からの推薦書は不要で、評定平均値などの学業成績の制限がありません。
AO入学試験で評価するのは、受験者の学習意欲や能力、将来の目標ですので、学力に関わらず、希望する人のエントリーが可能となっています。

 

【年齢制限がない】
AO入試では、高校卒業見込みの方から、大学・短大・専門学校生、既に卒業している方、社会人の方まで、エントリー資格を満たす幅広い方が利用できます。

 

【入学内定を早期に得られる】
6月に入ってすぐのエントリーとなりますので、その後面談等をスムーズに終えれば、夏前に入学認定を受けることも可能です。
早期に進路を決定して、入学までの残りの期間をそれぞれの目的のために活用したい人には都合の良い制度だと言えます。

 

AO入試のデメリットについて

6月からのエントリーということで、進路について具体的に考え、検討する時間が少なくなってしまうというデメリットが考えられます。4月から考えるとたったの2か月で進路を決めなくてはなりません。
志望校選択はとても大切なことです。後悔しないためには、検討にじっくり時間をかけることが必要です。
もし高校の低学年の段階から具体的な学校選びをし、じっくり考えてきた方には問題ありませんが、そうでない方は、あまりAOにこだわり過ぎて進路検討が浅くならないように注意が必要です。
高校生の方は高校の進路の先生や、専門学校の担当にご相談の上、【AO・推薦・一般】のどの入試制度を利用するのが適切か、しっかり考えた方が良いでしょう。

 

AO入試についてのご相談・ご質問は、お気軽にお問い合わせください。

 

学校法人織田学園 入学相談課 TEL 03-3228-2111 E-mail info@oda.ac.jp

 

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